手をつなぐ育成会は、1952年(S27)東京の知的障がい児を持つ3人の母親が障がい児の就学、卒業後の日中活動の場を求める運動からはじまり、現在では47都道府県育成会、8政令指定都市育成会で組織する「全国手を繋ぐ育成会連合会」として、障がいがあっても、地域社会で普通の生活ができるよう、障がいの理解啓発運動、就労促進、教育・医療・福祉サービスの充実、新たな施策の整備等、「障がい者の権利擁護」「必要な政策提言」を行う運動を展開しています。
島原市手をつなぐ育成会は知的障がい(自閉症や発達障害を含む)のある本人及び保護者が主体となって1967年(S42年)にこの運動に共感した保護者と理解ある関係者の努力により設立、本人・親の思いに寄り添い障がいのある人もない人も共に暮らすことのできる共生社会の実現を求め、個人では実現が困難なことも組織力を生かし実現できるよう長崎県・全国育成会と連携し育成会活動に取り組んでいます。
昭和42年 5月 | 『島原市精神薄弱者(児)育成会』設立 |
昭和51年 4月 | 『島原市心身障害者(児)育成会』と改名 |
昭和56年 6月 | 『島原福祉作業所』開設(旧島原公民館で現在の島原図書館) |
昭和58年11月 | 『島原福祉作業所』から『ひかり福祉作業所』と改名 |
昭和62年 6月 | 『ひかりプレス』の開設 |
昭和62年 9月 | 『プレイルームひかり』の開設 |
平成元年 6月 | 社会福祉法人を設立するための特別委員会を設立 |
平成 4年 2月 | 『社会福祉法人 光和会』が認可 |
平成 4年12月 | 知的障害者通所更生施設『松光学園』開設(定員20名) ※松光学園開設に伴い、『プレイルームひかり』閉鎖 |
平成 6年 4月 | 『ひかりプレス』を改め『ひかり』と名称を変更 |
平成 7年12月 | 『ひかり福祉作業所』『ひかり』と『育成会事務局』の移転 |
平成11年 9月 | 作業所増築完成 |
平成12年12月 | 『光のフェアリー』開設(重症心身障害児・者通園事業B型) |
平成13年 6月 | 『ひかり』の閉鎖 |
平成14年 5月 | 会の名称を『島原市手をつなぐ育成会』と変更 |
平成18年 | 『有明町手をつなぐ親の会』と合併 |
平成19年 4月 | 『社会福祉法人 光和会』と『島原市手をつなぐ育成会』を統合し、『社会福祉法人 島原市手をつなぐ育成会』となる 小規模作業所ひかり福祉作業所が地域活動支援センター『ネットワークセンターひかり』として開設 相談支援事業『ネットワークセンターひかり』開設 |
平成19年 9月 | 当育成会の生みの親ともいえる原留男氏が理事長職を勇退 親の代表として平野嗣雄氏が理事長就任 |
平成20年 3月 | 育成会設立40周年記念式典を行う |
平成21年 4月 | 『ネットワークセンターひかり』が地域活動支援センターから就労継続支援B型として開設 |
平成22年 1月 | 『グループホームひかり』男性棟の運営開始 |
平成23年 9月 | 『グループホームひまわり』女性棟の運営開始 |
平成24年 4月 | 『光のフェアリー』を生活介護・放課後等デイサービス・児童発達支援の多機能型(重症心身障害児者を主な対象)として運営開始 |
平成25年度 | 『自分たちのことは、自分たちのことを抜きに決めないで』という本人主体の活動に重点を置くこととした |
平成26年度 | グループホーム3棟目の開設準備と光のフェアリーの街中への移転にむけ準備を開始する 松光学園の活動スペースの狭さを解消することも目的とする |
平成28年10月 | 『グループホームあい』男性棟の運営開始 |
平成29年4月 | 光のフェアリーの移転に伴い、 ・『法人本部事務局』は、ネットワークセンターひかりへ移転 ・『光のフェアリー・生活支援センターとも・ネットワークセンターひかり(相談支援事業所)』は、ネットワークセンターひかりの隣に新しく建った建物へ移転 ・『ネットワークセンターひかり(相談支援事業所)』が、移転と同時に『相談支援事業所 はなえみ』に名称変更 |
平成29年5月 | 島原市手をつなぐ育成会創立50周年 |